大西 賞典(おおにし しょうすけ)
略 歴
1962年 3月 兵庫県加古川市生まれ
1980年 3月 兵庫県立加古川東高等学校卒
1984年 3月 大阪工業大学卒
1996年11月 加古川グリーンシティ防犯防災委員長就任
1998年 6月 自主防災組織 加古川グリーンシティ防災会設立(発足から21年間会長)
2019年11月 加古川グリーンシティ防災会 特別顧問就任
2019年11月 地域防災研究所設立 所長就任
【主な活動】
阪神・淡路大震災後「一般市民ができる災害対策」を徹底的に取り組み、普段の生活に防災を組み込んだ防災スタイルを構築、すべての人が防災意識、防災活動に取り組むことができるようになるかを考え「楽しくなければ防災の輪は広がらない。楽しく防災活動をやろう」というテーマで住民に多彩なアイデアを仕掛け、防災そのものを前面に押し出さずとも防災活動を担えるような意識改革を図り地域防災力の向上に大きく貢献し活動する。
地域住民だけではなく全国に防災減災活動の呼びかけを発信。所属する加古川グリーンシティ防災会で「防災だより」を2000年11月より毎月発行し、2007年より防災インターネットラジオ局を開設し、2008年4月より地元FM局BANBANラジオとコラボした防災番組「防災ショットバー」を毎月担当する。
全国に向けて防災講演活動を行い「防災とは?」と個々の防災定義を構築することや「なぜ防災活動をしなければならないのか?」等を問いかけ、防災意識向上と防災の概念をリセットする問いかけを行う。
防災会会長職退任後、地域防災研究所を立ち上げ、阪神・淡路大震災からの26年間に蓄積したデータを公開し、著作権を行使しない自由使用利用で新しい形の防災啓発を行う。
【防災伝道師・大西賞典の言葉】
•「防災をひと言でいうと何ですか?」と聞かれたら、あなたは何と答えますか?
•私は『自分の大切な人を守ること』 だと自信を持っていいます。
•私の大切な家族の命を守るために防災活動をしています。
•家族の命を守り抜くために私も死なない!
•防災に関心の無い人までは助けられない日本一厳しい防災組織かもしれません。
•「防災を防災と語らずとも、防災の役割を果たすこと」。つまり「防災」という言葉を前面に出さず、型ぐるしくならないように行事を行い、参加者が「知らず知らずに防災に関わってしまった」と感じるようにし、強いまちづくり、仲間づくりをしていくことです。
•私たちのマンションで「防災訓練やっていますか?」と尋ねると、多くの住民は次のように答えるでしょう。
「毎日やってますよ」それは 『あいさつ』 です。
•地域コミュニティの秘訣は「人を信じ、頭を下げて、笑顔でいること」です。
•まずは「死なない対策から考えよう」
•防災活動は「なぜ自分は防災活動をやるのかを定義することが重要」